「急がば回れ」は本当にそのとおり。資料を作り込む意味:トリトケの週報#02 | 株式会社toritoke

2023.04.22

「急がば回れ」は本当にそのとおり。資料を作り込む意味:トリトケの週報#02

今週は、提案書作成ラッシュな一週間でした。

法人化してマーケティング支援事業を軸に色々なサービス展開を考えていますが、人に伝えるための資料がまだできていない。提案の機会が訪れたときに作る戦法をとってますが、ありがたいことにそれが今週一気に訪れました。

資料を作るのは好きなので、変なストレスは感じないですが近年の流れでは、「資料作りに時間をかけるな」と、効率よくこなすことがスマートとされる傾向にりますね、ただ、それは状況によりけりで、一番最初の資料は時間をかけて作り込むことが大事だと考えています。

なぜなら、フォーマットやテンプレート、レイアウト、図をしっかり作り込むことで、次回以降の資料作成がスムーズになるからです。一度作り込んだ図は他の資料にも展開できるので、出現頻度の高い図ほど、時間をかけて作り込むことをおすすめします。

資料を作り込む意味

また、提案時はクライアント担当者様に資料を見ながら、口頭での補足説明ができますが、多くはその後に上長や役員などの決裁権のある人に報告し検討段階に入ります。その際に、わかりやすく、作り込まれた資料であれば、提案内容が伝わりやすく、決裁を得るために必要な資料となるでしょう。(提案内容そのものが悪いと話が別ですが)

急がばまわれ」ということわざがありますが、今週の資料作りにおいて、いやこれは本当だということを改めて認識しました。

もちろん、状況や内容によってはスピードや進めながら調整することが重要な場面もあるでしょう。しかし、急いで作業を進めることが必ずしも効率的な結果に繋がらないことがあり、それはビジネスだけでなく日常生活でも当てはまります。

例えば、急いで出かけたら鍵を忘れてしまい、再度家に戻る必要があったり、急いで料理を作ろうとしたら手を切ってしまったりすることがあります。このような失敗は、時間を浪費するだけでなく、ストレスやトラブルを引き起こすこともあります。

ビジネスにおいても同じで、急いで進めた仕事が不備やミスを含んでいた場合、結果として時間とコストを余分にかけることになります。

今回のように一度作り込んだ資料は、今後の提案書作成や他の資料作成にも役立てることができるため、長期的な視点で効率化をするためには、「」に時間をかけることも大切ではないでしょうか。