「物事に正しく向き合い、成果を出す」雑念に惑わされず課題を解決する:トリトケの週報#03 | 株式会社toritoke

2023.04.29

「物事に正しく向き合い、成果を出す」雑念に惑わされず課題を解決する:トリトケの週報#03

物事に正しく向き合い、成果を出

今週は、打ち合わせが多く何かとバタバタした一週間でした。早いものでもう4月も終わりです。給与計算や勤怠管理など法人化して初めて取り組んだことも多く、学びの多い週でもありました。

さて、つい先ほどこのような記事を読みました。

株式会社KURANDO代表取締役の岡澤一弘さんの学生時代から今に至るまでを記した記事です。その中で、以下の言葉に非常に共感しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

圧倒的な成長を追い求める熱さよりも、物事に正しく向き合いながら成果を出していくことを大切にしたいというクールな人の方が、当社とは合うようです。

私は、KURANDOを通じて、一般的な株式会社や上場会社では決して実現できない新たな会社の仕組みを作りたいと考えています。経済成長を第一に追い求めず、経営者の利益や株主への還元を優先せず、働く人たちにちゃんと報いる会社にしたいのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

引用:目指すは、猛烈に働いていないのに他社より成果を出す組織 キーエンス出身社長が、苦労を経て辿り着いたマネジメント

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「物事に正しく向き合い、成果を出す」とは、課題に直面した際に、それを解決するために必要なことを正しく判断し、適切な行動を取ることが重要であると解釈しました。

多くの場合、課題には様々な雑念や障害がつきまといます。部門間の連携や上司やチーム内の関係性、コスト・リソース的な問題、知識・スキル・ノウハウ的な問題、関わる人の想いや感情、自身のモチベーションなど、様々な要素がからみ、本来向き合うべき課題を後回しにしたり、中途半端な状態になってしまうケースは少なくありません。

しかし、これらの要素に惑わされることなく、課題を正しく捉え、必要な行動を適切なタイミングで実行することが成果を出すためには必要不可欠だと言えます。

では、様々な雑念や障害に対してはどのように対処すれば良いのか考えてみます。

1)問題を具体的に分解する
問題を一つの大きな塊としてとらえると、どこから手をつけたらよいか分からず、気持ちが萎えてしまうことがあります。そこで、問題を小さな部分に分解し、それぞれの部分に対して順番に取り組むことで、大きな問題に対しても対処しやすくなります。

例えば新商品の開発に取り組む場合、市場調査、製品デザイン、原材料の調達、生産設備の確保など、それぞれの課題に対して順番に取り組むことで、大きな問題に対しても段階的に対処することができます。

2)コミュニケーションを活発にする
部門間の連携や上司やチーム内の関係性、関わる人の想いや感情など、人間関係に関する障害は、コミュニケーションを活発にすることで改善することができます。他の人の立場や考え方を理解し、共感することで、協力し合うことができるようになります。

例えば、新商品の開発に取り組む場合、開発チームや関連部署のメンバーと定期的にミーティングを行い、進捗状況や課題について共有することで、チーム全体での情報共有や意見交換ができるようになります。また、顧客や市場のニーズを理解するための調査やアンケートを行い、その結果をもとにチーム内での戦略や方針を共有することも重要です。コミュニケーションを活発にすることで、製品の品質や市場競争力の向上につながることが期待できます。

3)コスト・リソースの問題は新しいアプローチを考える
コスト・リソース的な問題や知識、スキル、ノウハウ的な問題は、従来のやり方に固執するのではなく、新しいアプローチを考えることで解決することができます。外部の専門家や業界のトレンドを参考にし、新しいアイデアを取り入れることで、より効果的な解決策を見つけることができます。

例えば、ある企業が人手不足である場合、従来の採用方法に固執するのではなく、新しいアプローチを考えることで解決することもできます。人材紹介会社や求人サイトを利用するだけではなく、社内での採用担当者の育成や、既存の社員からの紹介制度の導入などの方法で、より効果的な人材確保ができるようになる可能性があります。

4)自分自身の心理的な障害を克服する
自身のモチベーションが低い場合や、自分自身が課題を解決できる自信がない場合は、社内の類似事例を参考にしたり、自己啓発書やセミナーを参加するなど、自分自身の心理的な障害を克服することが大切です。私自身、月1回メンターとセッションを行っており改めて本来目指すことは何かに立ち戻ることができています。また、自分に合った時間管理の方法を見つけることで、自分自身のやる気を維持する工夫をすることも大事です。

今週の学びを通じて、自分自身の思考や行動を振り返り、より良い結果を生むために物事に正しく向き合う姿勢を持つことが大切だと再認識しました。

一週間お疲れ様でした!