集客強化と体験レッスン申込み数の拡大を目指し、SNS運用・広告施策・LP制作を組み合わせたプロジェクトです。デジタル施策を連携させることで、安定的なリード獲得チャネルの構築を目指しました。
- 会社名
- 非公開
- 予算規模
- 1年で120万円
月額10万円で以下の施策を実行
SNS運用(Instagram)
広告運用(Meta広告/Google広告)広告費用は別途
LP(ランディングページ)制作と改善 - 課題
- ・SNS(Instagram)運用は行っていたものの、投稿のみで集客に十分つながっていなかった
・広告施策も実施していたが、ターゲティングやLP設計が最適化されていなかった
・Webからの体験レッスン申込みが不安定で、月によるバラつきが大きかった
・申込み後の管理業務(メール・電話対応など)が煩雑になり、対応遅れが発生していた - 対策
- ・SNS運用を見直し、投稿戦略の設計と広告連携によるリーチ拡大を実施
・体験レッスン申込みに直結する専用LP(ランディングページ)を新規制作
・Meta広告(Instagram・Facebook)を活用し、ターゲット層へのリード獲得広告を配信
・広告パフォーマンスを分析しながら、ターゲティング・クリエイティブの改善を継続
・SNS運用・広告・LPを一体運用し、体験レッスン申込み数の安定化を図った
・申込み完了後のフローにLINE公式アカウントを連携し、連絡・管理業務の効率化を実現
SNS運用・広告施策・管理フローそれぞれに課題が残っていた
もともとInstagramを中心としたSNS運用と、Meta広告による集客施策には取り組まれていましたが、SNS投稿は情報発信にとどまり、体験レッスン申込みに結びつく導線設計ができていませんでした。広告についても、クリック後に遷移するページ(LP)が通常のホームページだったため、申込みまでの動線が弱く、途中離脱が多発していました。
さらに、申込み後の管理体制にも課題があり、体験レッスンの申込み受付はメールや電話による個別対応が中心となっていたため、担当者の負荷が高まり、対応遅れや抜け漏れが発生するリスクを抱えていました。
全体的に「集客から申込み、申込み後の管理まで」を一貫して最適化できておらず、施策ごとの成果も安定しない状況となっていたため、リード獲得と業務効率化の両面で早急な改善が求められていました。
SNS運用の戦略見直しとコンテンツ改善
まず、SNS運用の設計を抜本的に見直しました。それまでは日常的な投稿が中心でしたが、体験レッスン申込みというゴールに向けた投稿戦略へとシフト。ターゲット層の関心に沿ったテーマ(レッスン内容の魅力、参加メリット、初心者向けサポート情報など)を設計し、情報発信の軸を整えました。
また、Instagramのトレンドを意識し、リール投稿やストーリーズ活用を強化。特に、教室の雰囲気やレッスン体験を短尺動画で伝えることで視覚的な訴求力を高めました。予算の範囲内で制作可能なコンテンツに工夫を凝らし、投稿単体だけでなくフィード投稿・リール・ストーリーズを組み合わせた運用を実施。SNS上での認知拡大だけでなく、体験レッスン申込みにつながる接点づくりを強化しました。
LP制作による申込み率向上とサイト改善
体験レッスン申込みを促進するため、専用ランディングページ(LP)を新たに制作しました。広告運用は別代理店が担当していたものの、広告クリック後に遷移するページに課題があり申込み離脱が多く発生していました。
そこで、レッスンの魅力訴求、参加メリット、料金情報、よくある質問(FAQ)を一貫したストーリーラインで整理し、ユーザーが次のアクションに進みやすいページ構成へ改善。申込みボタンの配置やエントリーフォームの設計にも工夫を加え、ストレスなく申込みまで誘導できるようにしました。
さらに、Microsoft Clarityを導入し、ユーザーのスクロール率やクリックマップ、離脱ポイントなどを可視化。ユーザー行動をヒントに情報量の調整やボタン配置の最適化など細かな改善を積み重ね、サイト全体のパフォーマンス向上を図りました。
こうした取り組みにより、LP経由の申込みコンバージョン率(CVR)はリニューアル前と比較して約1.5倍に改善。広告からの流入効果をしっかり受け止められるサイト基盤を整えることに成功しました。
LINE連携による申込み後の対応効率化
体験レッスン申込み後の業務効率化を目的に、LINE公式アカウントと予約管理が可能な連携ツールを導入しました。従来はメールや電話を使った個別対応が中心だったため、申込み件数が増えると対応遅れや連絡ミスが発生するリスクがありました。
LINE公式アカウントを活用することで、申込み後の自動返信、リマインド通知、資料送付といった対応をシステム化。これによって、担当者の負荷を大幅に軽減するとともに、申込み後のスムーズなコミュニケーションを実現しました。結果的に、体験レッスンへの来校率の向上や、顧客満足度の改善にも寄与しています。